さかい塗装とは

わたしたちの思いを綴りました。
お時間あるときに、お読みいただければ嬉しいです。

「塗装と聞くと職人の気難しいイメージがあるが、さかい塗装さんは良い意味でそれが全く無く、何でも相談できた。」
「塗り替え後、家に帰るのが毎日の楽しみになった」

以前、あるお客様からこんなことを仰っていただきました。
これこそ、私たちが“塗り替えで悩むすべての人”に感じてもらいたい安心感そのものです。

当たり前のことですが、お客様は塗装のプロではありません。ご自身で色々と調べても「実際の仕上がりは塗ってからでないと判断できない」という不安を抱えて相談・依頼される方がほとんどです。
そうして迷いを抱えたまま依頼し、実際に塗り終わってみると「想像と違った」と落胆する姿はとても心が痛みます。

家は、家族の思い出の中心となる場所です。「いってきます」と出発する場所。「ただいま」と家族が帰ってくる場所。不幸な塗り直しは、そんな宝物ともいえる思い出まで暗いものに塗り替えてしまうとさえ考えています。

私たちの原動力は、家のため、お客様のためにこちらから「塗ってあげたい」という想いです。家にも、そこに住む人の人柄は移ります。綺麗にしてほしいお客様と、綺麗になりたい家、すべての願いを叶えるために誠心誠意取り組むことを大切にしています。

世の中には、塗り替えで幸せになった方も、不幸になった方もいます。 「今すぐ塗った方がいい!」と言われて、すぐ塗ってはいけません。 「特別に値引きします!」と言われて、即決してはいけません。 家はあなたの大切な財産です。ご自分の意思で判断することがとても大事なのです。 一生で数度しかない塗り替えを、「不安」ではなく「楽しみ」に変える。そのために私たちがいます。

人々の暮らしや環境が移り変わっても、決して変わることのない『人の心と感動』。技術や知識ではなく、仕事やお客様への真心をもっとも大切にすることが、さかい塗装の伝統であり誇りです。

塗装は決して安い買い物ではありません。

 
一生の中で何度か経験する、高額な買い物の一つである場合が多いと思います。そして、塗装業者の数は多く価格もピンキリ… これが、お客様にとってのもっとも大きな悩みの種です。 ほとんどのお客様が価格を最優先に、どこに依頼するかを検討されます。

 
しかし、本当に叶えたいのは「安く依頼する」ことではなく「理想の家に塗り替えたい」ではないでしょうか。 そのためにも私たちは、良いことも悪いことも、お客様の家のことをすべてお話いたします。どちらか一方を強調しては、本当に正しい判断はできないからです。
 
事前に仕上がりを見ることができない不安を抱えて、お客様はたくさんのことを検討されます。

お打ち合わせの時間もそのうちの一つでしょう。だからこそ、話していく中で自然と「理想の家を叶えたい想い」が最優先になる。そして、仕上がりを想像してワクワクする状態になってもらいたいのです。

 
「これ以上、塗れるところはない」
「前と同じ色にしてほしいと伝えたら、前よりも好きな色になった」
「家を買ったときよりも綺麗になった」
「家族ぐるみで仲良くでき、打ち合わせの段階で安心できた」
「さかい塗装さんが来るのが毎回楽しみになってた」

 
施行が終わり、私たちとの別れを惜しんでくださるお客様もいます。 「来てもらったときの人柄で決めた」 この言葉が、さかい塗装の誇りです。

相談をいただければ、私たち塗装屋はお客様にたくさんのことをご説明いたします。しかし、いくら説明されても、塗装の知識を持たないお客様からすれば、信頼できるかどうかは感覚に頼るしかないのが正直なところだと思います。
 
そのためさかい塗装は、知識がなくても「要望を叶えてくれる」「きちんと塗られている」ことがわかるかどうかを大切にしています。

 
私たちはこの何十年の間に、何百棟の家を見てきました。そのなかには、前回の塗り替えを失敗したためにもう私たちが行ってもどうしようもない、手が付けられない現場もたくさんありました。 塗り替えは、高耐久なペンキを使えばすべてOK!という訳ではありません。一つとして同じ家は存在しないからです。

さらに同じ家の壁でも、壁面によって状態は違います。塗り替えで一番重要なのは、会社の大きさや材料でなく、施工する職人自身が仕事に対してどういう「気持ち」でやっているかなのです。

 
塗料の違いや特徴といったものは、あくまでモノや技術の説明に過ぎず、お客様が本当に知りたいことはその先にあると考えています。 一軒一軒、それぞれの方にとって大事なお家を真心を込めて施工すること。それが私たちのプライドです。

塗装後に「なんか違った…」と残念な結果を招く大きな原因は、お客様のご要望どおりに塗ってしまうことです。

 
御用聞きの塗装屋では、お客様の理想は叶えられません。 なぜなら、塗装に詳しくないお客様のイメージは、大概にして実際の仕上がりとギャップが生じる場合が多いためです。漠然としたイメージはあっても、塗ってみると微妙に色のニュアンスが違ったり、元の色に戻したものの、なんだか物足りなく感じたり。

 
そういった失敗を防ぐために、私たちは、必ず実際の壁に複数の色をサンプリングして見てもらいます。よくあるサンプルは、色を乗せた小さな板を見比べてもらうものですが、それも実際の壁に塗るのとではやはり若干異なるものです。 その“若干の違い”は、小さな板では大した問題に感じられなかったが、塗る面積が大きいほど目立ち、すべて塗り終わったころには「イメージと違う」という結果を招きます。

私たちは、お客様から言われたとおりには塗りません。お客様が理想とする色を共に考え、それを実現するために塗ります。お客様の10人中9人は「わからないことがわからない」と仰ります。

 
それなのに、こちらが言われてたとおりにやってしまったら、期待を超える仕上がりにはなりません。 お客様との対話で必要なのはご要望を聞くことだけではありません。共に作り上げるための“信頼のやり取り”だと考えています。

私の父、2代目自ら塗装人生を語ってもらいました。

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